宮本恒靖公式サイト

リーグ戦が再開したよ。

って言っても俺にとっては最初の試合。

前半の流れはあんまり良くなかったんやけど、後半になってひっくり返した。

俺は７０分くらいに監督から「アップしとけ」って言われて、この流れで出るんかなって感じもしたんやけど、

８５分くらいかな、「行くぞ！」と言われ。

短い時間ではあったけど、出ると出ないとでは違うわけやから、これからもそういう積み重ねを続けていくことが大事やね。

公式戦でいいパフォーマンスを出していってチームの信頼を得ていく、この作業になると思ってるよ。

日本なら選手、監督、コーチ、マネージャー、通訳、マッサー、全員が前日からホテル入りするけど、

こっちではホテルに泊まるのは選手と監督とマッサーだけ。

試合の日の流れも初めて体験して、ミーティングもこういうやり方かって確認した。

試合のロッカーの雰囲気もいつもの練習とは違うモノになる。

そういうのをひとつひとつ身をもって感じていく、興味深いよ。

今度はアウェーの試合。

ホームとの差が大きいって聞いてるから、どんなところなんか楽しみやわ。

日本ではレッドブルのＣＭが流れ始めたみたいで・・・

アレとの日本語の会話がぎこちなくないか心配。。。

 

 

引越し完了。

ホテル暮らしを終えて、自分の家に移ることができたよ。

最初は一軒家を探しててんけど、なかなか条件に合うところがなくて、マンションに落ち着いた。

ザルツブルクは賃貸の物件が少なかったり、値段が高かったりするらしく、

これまでもいろんな選手が家探しに困ってたみたい。

今は家に必要なものを揃える買い物が楽しいかな。

１回練習のときにはいろいろと物色しに出かけてるよ。

そう言えば、こないだ、スーパーのレジで買うものをかごに入れたまま会計を待ってたら、

すっごいムッとした顔でレジのおばさんが全部をかごから出してしまって、バーコードを読み始めてん。

「あぁ・・・」

こっちってレジに並んだときは自分でかごから出して待って、

バーコードを読み終えたものからすぐに袋に入れていくんだと、そのときに知りました。

「なるほどねぇ。」

日本みたいに会計のときにかごから出してくれて、またかごに戻してくれて、っていうのがない。

またひとつ発見。

３０歳になりました。

たくさんのお祝いのメッセージありがとう。

年齢を書くときに３から書くことになったねぇ。

んなことは当たり前のことやけど。

「そうかぁ、俺も３０歳かぁ」なんて漠然と思ったよ。

今日はチームのみんなにもおめでとうと言われた。

こっちではGeburtstagjusen(ゲブーツタークヤウゼン,誕生日の軽食ってとこかな）

って言って、誕生日の人が軽くご飯をみんなに用意するっていう習慣があるねんて。

で、俺もスタジアムにあるレストランで午後練の後にそれをやってきた。

「スシじゃないのか？」ってみんなに言われたけど・・・。

ソーセージにパン、みたいな感じで。

みんな喜んでくれてたから良かったよ。

写真はイタリア料理のお店で。

誕生日を祝ってもらったよ。