宮本恒靖公式サイト

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日曜日の試合

日曜日のこと。

「古巣との対戦」というのが初めての経験やったから、やっぱり試合当日になっても不思議な感じは残ったまま。

スタジアムに入るときにガンバのバスを見て、「そうか、対戦相手なんやなぁ」と、改めて思った。

試合の1時間前にガンバサポーターへ挨拶に行ったときは、拍手で対応してもらって、本当にうれしかった。

何て言うか、サッカーでつながってるんやなって感じることができた。

ありがとう。

試合の直前、選手入場を待って並ぶときに、知った顔ばかりがいて、握手していったんやけど、

その時は、特にお互いに言葉をかわすではなく、「良い試合が出来たら良いな」って目と目で喋る感じやったかな。

とは言え、いざ試合が始まると、普段と変わらない心境でプレーすることができたよ。

立ち上がりはガンバのペースが速かったのもあって、良いサッカーするなぁ、

こういうチームとやるのは楽しいなぁと思いながらやってた。

神戸としてはホームで連勝するんだ、関西ダービーは負けられないという姿勢で、

みんなが気持ちのこもった試合をしてたと思う。

それが良い結果につながった。

最後までみんなの集中力が切れることも無かったしね。

たくさんのお客さんにも楽しんでもらえたはず。

どんな試合でもこういった積極的な試合運びが出来るようになれば、勝ち点は自然と増えていくやろう。

GWの連戦はコンディション的には簡単じゃないけど、今の勢いを生かして、みんなで乗り切りたいと思ってるよ。

最後に。

昨日、いろいろな思いを胸に応援してくれた人たちへ。

どうもありがとう。

引き続きがんばります。

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次は

リーグ、ナビスコあわせて、約1ヶ月ぶりの勝利。

勝ったときの、あの喜びはやっぱり何事にも変えがたいね。

今のチームは勝利を重ねて、自信を深めていくことが大事やから。

勝ったこともうれしいけど、何より、ホームで立ち上がりから積極的な試合運びができたのが良かった。

これからの連戦に向けて、弾みになればと思ってるよ。

そして、その連戦の初戦はガンバと試合。

15年もいたクラブやし、自分が育ったところ。

いまだに、「対戦する」ことが不思議に思えて、実感が沸かへんのが正直なところかな。

神戸への移籍が決まってから、ファンの人たちからいろんな声が届いてます。

「恒さんを通じてガンバを知り、チームを応援するようになった今は神戸は応援できない」

「恒は応援したいけど、ガンバ戦はやっぱりガンバを応援する」

「神戸の選手を知って、神戸を好きになりつつある」

「どっちも応援したいけど、複雑やからスタジアムに行くのはやめておく・・・」

それぞれの立場で思うことがあり、また思ってくれることがあるみたいで、どの言葉も本当やと思う。

俺は今度の試合前に、ガンバのサポーターへ挨拶に行こうと思ってます。

ザルツブルクへ移籍するときに、「頑張って来いよ」って送り出してくれた人たちへ、

「帰ってきました」って挨拶に行くのはごく自然なことやと思うから。

十分なリスペクトを持って試合に臨みたいと思うし、

同時に神戸のキャプテンとしてのプライドも持ってプレーしたい。

何より、サッカーって良いなぁって思える試合がしたい。

そういう試合が出来ればと思ってます。

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ぶれずに

先週末は久しぶりにあんな風な大差で負けてしまって、予想だにしてなかったことやから、こたえたね。

しばらくの間、チームにも重たーい感じが残ってたけど、

もう元気を取り戻して落ち着いてるし、昨日も良い練習ができたよ。

こういったスコアで負けることはサッカーやってれば時々あることやし、

実際に俺も何回か経験してることやから、ともかく気持ちを切り替えることが大切。

負けは負けとして、もちろん修正しなきゃいけないことは修正をして、

良かったところは引き続きやっていく。

こういう時こそ、方向性がぶれないようにやっていくことが大事やと思ってるよ。

何より、勝ったときのあの喜びを早くまた味わいたい。

ホーム2連戦やし、みんなの力を結集して、勝てるように。

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