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代表

日本代表のワールドカップは終わってしまったね。

最後の試合がPKということで悔しさと言うか、煮え切らないものが残るけれど、人々の心に伝わる試合を見せてくれた。

大会前の親善試合で結果が出なかった分、初戦に掛かってきたプレッシャーは相当なものやったと想像できる。

それをはねのけての勝利は簡単なことじゃないよ。

それから後の戦いではチームがどんどんと自信を深めていき、チームとしての一体感が出てきたように思う。

ワールドカップで勝つことの難しさをドイツで感じた俺としては、今回の代表の戦いぶりは本当に価値あるものやったと思う。

技量はもちろん大切やけど、チームとして力を合わせる、結束して戦うことの重要性を改めて教えてくれたよね。

自陣でピンチがあったときは、全員が体を張ってそれを防ごうとしていた。

勝ったときには全員が勝利を分かち合っていた。

良い姿を見せてもらったよね。

チームで戦うことに喜びを感じてたんちゃうかな。

これから、今大会のことについて選手やスタッフ、またいろんな方面からの発信があると思う。

サッカー協会からは何が通用して、何を改善していかないといけないかというレポートも出されるやろう。

それらを元に日本のサッカー界の強化のプランが練られていく。

それを現場に落とし込んでレベルアップを図っていく。

この繰り返しがあって、将来のワールドカップでのベスト8、ベスト4、決勝進出、そして頂点、というところへ繋がっていくはず。

試合後、長谷部が良いコメントを残してくれたね。

俺も、自国リーグの充実があってこそ、代表が強くなっていくと思う。

サッカー界に注目が集まってる今、再開されるリーグ戦でみんなが良いプレーを見せて、周囲の期待に応えていかないと。

そして、ファンの人たちにもJリーグを支えてもらいたいと思う。

日本でサッカーの存在がより一層大きなものになっていくようにね。

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6月

もう早いもので6月。

あのじめじめした湿気が出てくる季節になってしまったね・・・

梅雨ももうじき始まるかな。

最近の俺はというと、右足首の手術をしました。

2月末の練習中、シュートに対してスライディングをしたところ、

足を持っていかれたような形になって、ひどい捻挫をしてしまっててん。

それ以降は良くなったり、良くなったと思ったら違う形で捻挫をしたりの繰り返し。

その原因として足首にある遊離軟骨が悪さをしているのじゃないかということになり、

Jリーグの中断期間を使ってそれを取り除く手術をしました。

強くボールを蹴ると痛かったから、これで良くなってくれればなと。

幸い、術後の経過は良好なので、月曜日からはリハビリを始める予定になってるよ。

そして、6月といえばワールドカップやね。

どこが優勝するのか、誰が活躍するのか、どんな大会になるのか楽しみにしてるよ。

ワールドカップって夏の大会のイメージが強くない?

今回は寒い中での大会になるからちょっと変な感じ。

選手にとっては、寒いところから暑いところへ行って試合をするより、その逆のほうが良いコンディションを作りやすいやろうけどね。

ちょっと気がかりなのが代表の調子がまだ出てきてないところ。

日本サッカー界のためにもがんばってもらいたいね。

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校長

先日、東京の丸の内にある丸ビルで、雑誌のNumberの30周年イベントに参加してました。

イベントのひとつとして、Number学校を一日だけ開校したんやけど、その校長という肩書きをもらって、「夢」について語ってきました。

丸ビルは2006年のワールドカップの時に、カフェを出したり、フットサルコートを作ったりしたのところ。

前回トークショーをやった時と同じステージ、しかも登場の仕方も同じで懐かしかったよ。

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俺がたどってきた道を「夢」というテーマに絡めて、黒板を使って話してきたよ。

会場に来てた子供や、その保護者の人に質問を投げかけたりしながらね。

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普段とは違う緊張感や、照明の暑さやらで、片時もハンカチを手放せませんでした・・・

でも、いつもと違うことをするって、やっぱり得るものは多いね。

何でも経験なんやわって再確認。

さて、Jリーグに話を移すと、ここまで神戸は1勝2敗。

開幕戦に勝って、勢いに乗れるかなって思ってたけど、なかなか調子が出てこない感じかな。

そんな中、俺はまだ出番が無く、キックオフをベンチで過ごすことになってるよ。

これって、もちろん納得のいく状況じゃないよね。

選手はいつだって試合をしたいもの。

そして、勝つのが一番うれしいこと。

どんな状況であれ、やれること、やるべきことをしっかりやっておくよ。

サッカーを楽しむ心、これを忘れないようにしながらね。

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