宮本恒靖公式サイト

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賢太郎

ここ最近、ホテル暮らしが続いてます・・・

ゼロックスが終わってからはすぐにヨーロッパへ移動するし、試合をやってるよりも疲れる感じ。

フィンランド、インド戦あたりはあんまり相手が出てこなかったもんやから、体はそれほど疲れへんかったかな。

その分、声を出してたからのどが疲れた。攻めてるときの守りの備えっていうのが大事やからね。

後ろでピッチが良く見えてるDFから味方に的確なポジションを取るようにコーチングをしておくと、未然にピンチを防ぐことにつながるねん。

ところで、トリノオリンピックで初めてのメダルが出たね。

それぞれの選手がベストを尽くしてると思うから、簡単にメダルの数だけを云々言うのは気が進めへんけど、これは明るいニュースやね。

俺の友達、スキーの皆川賢太郎が25日の男子回転に出るから応援しないと。

がんばってくれぃ。

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スーパー

58メートルのシュートって見たことあるかな?

フィンランド戦のみつおのシュート、すごかった。

みつおがボールを蹴る直前に、右サイドの加地がDFラインの裏を狙って走るのが見えたから、足を振りぬいた瞬間はそこへのパスやなと思って、

「あれっ?パスミスかな?」

と思ったらボールの軌道がゴールへ向かってる。

キーパーが慌ててボールを触ろうと下がってる・・・

・・・確かにみつおはああいうシュートをたまに狙うことがあるのを知ってたし、実際に2000年のガンバ戦で万博で狙われて、都築が何とか防いだシーンっていうのがあってん。

刹那、

「入ったあぁ」

軌道を追ってる間はすごく長く感じた。

みつお本人も驚いてた様子やったけど、スタジアムもびっくりって雰囲気やったね。

いわゆるスーパーゴールを同じピッチ上で見ることができるのは、この上なく幸せなことやね。

素晴らしいゴールシーンを幾度となく見てきたけど、忘れられへん軌道になるね、あれは。

次のインド戦もしっかり勝てるようにがんばるよ。

そろそろゼロックスも近づいてきたね。

ガンバの仕上がり具合はどんな感じなんかな。

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heavy

1週間ぶりの大阪。

こっちはやっぱり寒いね。サンノゼとかサンフランシスコは思ってたよりも暖かかったから。半袖で街を歩いてる人もいたくらい。

アメリカ戦、今年最初の試合としてはいろんな意味でheavyなものになったよ。

向こうの組織だった動きは鋭かったし、特にチームとしてのやり方が徹底されてる感じがしたね。ボールを奪ってから攻撃に移るスピードはかなりのレベルにあるんちゃうかな。

ああいう相手と試合をやれたこと自体、強化試合の意味があったと思うよ。もちろん負けたことは悔しいけど、敗戦から学ぶことも大事やから。

野球場での試合やったけど、ピッチ上はそんなに違和感は感じへんかったなぁ。でも予想通り、スタンドの雰囲気がいつもと違ってた。

とにかく楽しみたいっていう雰囲気で、アウェーを感じるわけではなく…

この先、日本で2試合あるから、そこでしっかりとチームも個人も状態を良くしていきたいね。

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