年別アーカイブ: 2011年
「Sports Graphic Number 791号」に、宮本恒靖選手のインタビューが掲載されています。是非ご覧ください。
■媒体名:Sports Graphic Number 791号
■発売日:2011年11月10日(木)
■内容:キャプテンの育成法
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宮本選手がFIFAワールドカップブラジル アジア地区3次予選の試合中継にゲストとして出演します。お楽しみに!
日本 対 タジキスタン
2011年10月11日(火)19:00~放送
テレビ朝日系列全国ネット放送
特別ゲスト:宮本恒靖選手
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『ずっと謝りたいと思っていたんです』
彼はそう言いました。
とっても意外な、それでいて嬉しさを感じる再会でした。
再会と呼ぶには相応しくないものかもしれないけれど・・・
2002年のワールドカップの直前合宿の頃なので、ずいぶん前のことになります。
代表チームの一員として某大学との練習試合のプレー中、ヘディングでの競り合った際、「パキッ」という音と共に、鼻に強い衝撃を感じました。
病院に直行したところ、鼻骨骨折の診断が出て、マスクをつけてならプレーができると言われました。
接触プレーにより、再び鼻を折らないように顔面を防護するマスクです。
本大会でそれを着用したことで、「バットマン」とメディアに報道されたことが懐かしいですね。
ちなみに、現在は東京の日本サッカーミュージアムに展示されてあります。
先日、スポーツウェアの商品説明を受ける機会がありました。
パフォーマンスを最大限引き出すためのアンダーウェアという売り込みを興味深く聞かせてもらい、
「試着させてもらいますね」
ということで、話が終わりになろうとしたところ、
『実は、ずっと謝りたいと思っていたことがあるんです』
と彼は切り出しました。
「え?」
『あの時、鼻を折ったのは僕なんです・・・』
「・・・え?」
『あの2002年の時に・・・』
「えーっ??」
「もしかして、あの○○大学の?」
『はい』
「あのヤマハスタジアムで?」
『はい、本当にすみませんでした』
「いやいやいやいや、それはもう良いですよ」
彼はあの出来事以来、ずっと気にかけていたらしく、丁寧に謝ってくれました。
こちらとしては、もうずいぶん前のことなので、鼻を折られたなんて気持ちは全く無くて、
あのときのヒトに会えたこと自体が何だか嬉しくて、懐かしくて、ただただ驚くのみでした。
俺もずっと気にかけてること、あります。
それを早くしてしまわなければと、改めて思った次第です。
みなさんはどうですか?
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