年別アーカイブ: 2004年
2004年も今月を残すのみとなったね。なってしまったっていう方がしっくりいくかな。リーグ戦の最後の方までずっとばたばたしてたような感じやったから。そのかわり、今週は比較的ゆっくりできてる。でも取材がまとめて入ってきたりしてるなぁ。2004年を振り返って、そして来年に向けてっていう内容が多いから、取材を受けながら自分自身の今年、チームの今年を見つめ直す機会になっていいかもね。俺の来年のことでみんなの気を揉ませてるかもしれへんけど、これから契約交渉もあるし、いろんな角度から考えて、いい結論を出したいと思ってるよ。
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前節、マリノスに負けたことで浦和の優勝が決まってしまった。勝たなくちゃいけないっていうことで硬くなってたわけじゃないけど、普段どおりのサッカーができなかったのは事実。そういう中でも勝ちきれたり、勝ち点を稼ぐことができないとなかなか優勝は難しい。セカンドステージを振り返ると痛い引き分けっていうのが何試合かあるしね。それに、大事な試合での勝負強さは今までも課題やったけど、今年もそれを持ち越すことになってしまった。去年苦しんだロスタイムでは慌てることは少なくなったけどね。まぁ、優勝するには最低でも勝ち点は33以上必要かなってところやね…来年は1シーズンになるから、今季の年間順位表を見てると、勝ち点55〜?60くらいの争いになってくるのは予想できる。
昨日のジュビロ戦は相手に大部分を支配されたけど、我慢して自分たちのチャンスを待って、それを確実に得点に結びつけることができたね。ずっと負けてばっかりやったスタジアムから勝って帰れたのは嬉しかったよ。あのスタジアムでは2年前の悔しい試合とか、肉離れを2回したこととか、鼻骨骨折したのもあそこやし、苦い思い出ばっかりやったから。ちょっとした呪縛から解放された気分かな。最終戦もきちっと勝って2位で終われるようにがんばるよ。
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先週、移動が大変みたいなことを言ってたけど、鳥栖には行かなくて良いってことになって、少しばかり休ませてもらえたから良かったよ。ただ、鳥栖の試合を見に来ることになってた福岡に住む親戚は残念がってた…。天皇杯は初戦にいくつかの試合で波乱がある大会やけど、今年は例年以上にそういう傾向があったよね。これってリーグの合間にやってることが影響してると思う。リーグの終盤に差し掛かるときに、違った大会の試合をやるってチーム事情によっては難しいんとちゃうかなぁ。あくまで個人的な意見やけどね。
それから、元日の決勝も日程的にどうかなとも思う。何十年とやってきてる由緒ある大会ってのは理解してるけど、リーグの最終戦をもってシーズン終了とするのが普通やろうし、シーズンの合間にもって来てくれたら、選手はしっかり休むことができるし、決まった期間をオフシーズンに定めることができるからね。これは選手会でも多く出てる意見やねん。なんとか考えてもらいたいね。そうそう選手会と言えば、こないだから中越地震のチャリティオークションを選手会のHPでやってるねん。興味ある人はまた覗いてみてね。
シンガポール戦はみんなが期待してるようなスコアにはなれへんかったけど、1次予選をしっかり全勝で終われたから良かったと思ってる。顔を合わせて一緒に練習をするっていうだけでも収穫やったと思うし。代表として頻繁に活動できないと、チームのやり方とかゲームの作り方をまた思い出しながら合宿をする必要がでてくるから。来月のドイツとの試合はまた骨のある相手との試合やから、今持ってる力を思いっ切りぶつけられるよういにしたいね。
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