年別アーカイブ: 2004年
無事に最終予選への切符を取れて良かったよ。日本を出る前はけが人が多くいたり、台風で飛行機が遅れたりして、万全の態勢で試合に臨むことはできへんかったわけやけど、こうしてしっかりアウェーで勝ち点3を取れた。こういう状況で結果を出してこそ代表やって思ってたしね。
アジアカップでいろいろと経験してたおかげで、それほどアウェーの雰囲気も感じへんかったし、落ち着いて試合には入れたと思う。立ち上がりにオマーンが予想以上に攻勢に出てきたから、最初は何回か危険なシーンがあったけど、みんな慌てることなく対応できてた。こっちの作戦としては、相手にスペースを与えなければ攻めあぐねると思ってたからいつもよりも引き気味で戦うことにしててん。日本は引き分けでも良かったわけやから、前半0−0で行くと相手は焦ってもっと前に出てくるのも予想できたし。そうしてるうちにこっちにもチャンスが出てくるからそれを確実に決めようと。隆行がしっかり決めてくれた後は、オマーンは意気消沈してしまったし、最初にペースを上げてきた反動でガクッと落ちてしまった。こういう難しい試合を勝ったことはもちろん嬉しいし、その上狙い通りの試合運びができたことも嬉しいね。とは言え、理想としては、試合を支配しながら相手を圧倒するようなサッカーもしなきゃいけないと思う。試合の性格によっていろんな戦い方ができるようになると良いね。最終予選はもっと厳しい相手との試合になるからね。
マスカットのホテルはプールサイドで思いっきりバカンスをしてる人がいっぱい。試合前はさすがにそんなことはできへんから、勝ったら存分にプールサイドでごろごろしてやるぞって心に決めててん。だから今日はみんなでプールサイドを占領してきたよ。かなりリラックスできたねぇ。ホテルの近くの海でも泳いだし、昼からは市内も散策してきたし、いい気分転換になったよ。
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4月に親知らずを抜いてからなかなか歯医者に行けてなかったけど、先週から痛み出したから抜いてなかった下のほうの親知らずを抜いてきたよ。今回は「えっ?」っていうくらい簡単に抜けてんけど、家に着いて麻酔が切れてきたらめっちゃ痛くてびっくりした。慌てて痛み止めの薬を飲んだけど、それが効いてくるまでの30分は最悪やったねぇ。恒凜が遊んでくれって寄ってくるねんけど、とてもじゃないけど相手をしてあげられへんかったわ。俺の痛みを我慢してる様子をみて、普段とは何か違うなぁって感じたみたい。不思議そうな顔してたよ。
来週の水曜は大事なオマーン戦。合宿が始まって2日目、けが人が多くてまだ全員で練習ができてないねんけど、しっかりみんなで気持ちを合わせて良い状態で向こうに乗り込みたい。確かにオマーンは力のあるチームやけど、普段通りの自分たちの力を出して、落ち着いて試合ができればいい結果が出ると信じてる。強い気持ちで。
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ここのところ勝ち点を伸ばせてない…。相手が研究してきてることで神戸、ヴェルディ戦ではうちのやりたいことをやらせてもらえなかった。そして、昨日の浦和との試合は首位を奪うチャンスやったけど、相手を打ち負かすことができなかった。ガンバがもっと強くなるためにはああいった大一番を勝つっていう経験が必要やと思う。試合の中には勝負を決めるいくつかのポイントがあるわけで、それを見分ける力、ここが危ないぞとか、今がチャンスとかを個々はもちろん、チームとしても感じることができないといけない。これは負けられへんって試合を勝つことでその辺が伸びていくんちゃうかなと思う。少しずつチームの力は上がっていると思うけど、その辺がまだ足りへんかなって思った。俺も久しぶりに90分出たけど、勝利することができず残念。でも気を落とさずにやっていかんとね。しばらくは混戦状態が続くと思うし。
今日は選手協会の話題を。プロ野球のスト問題で選手協会がクローズアップされてるけど、サッカーにも選手協会があってJPFAという組織名でやってるねん。今日はその会議が東京であって、各チームの代表者と選手会幹部、合わせて約50人が出席してん。今日の主なテーマは審判との意見交換。日ごろから抱いてる疑問や意見を日本サッカー協会の審判委員会の高田氏とモットラム氏にぶつけたわけ。選手と審判が良い関係を作ることで素晴らしい試合ができるし、それがサッカーの発展につながるからね。意義のある話し合いができたと思うよ。JPFAにはホームページがあるから興味ある人はぜひ覗いてみてね。
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