16日の朝、日本へ帰国しました。
この場で早く知らせることが出来ればよかったけど、こういう情報の扱いは難しいので・・・。
ザルツブルクで過ごした2年間は俺にとって本当にかけがえの無い財産となりました。
ヨーロッパでプレーすることでしか感じられないことや、日本を外から見て考えさせられること、外国人としてプレーすることの難しさ。
もちろん、サッカー選手としてだけでなく、一人間としても貴重な時間を過ごすことができました。
ドイツ語を学ぶことが出来たこと、ゆっくりと時が流れていくあの空間で生活したこと。
すべてのことがこれからの自分の糧となると思います。
このウィンターブレークの期間、環境を変えようと考えていたときにもらった話の中で、
神戸が自分を必要としてくれていると感じたこと、またこれからさらに強いチームを作っていこうというクラブの理念に共感を覚えたこと、
そこに自分の今までの経験を還元できるのではないかと考え、神戸でプレーすることに決めました。
「ガンバへ戻るのでは」と考えていてくれた人もいるかと思います。
もちろん、ガンバは俺が15歳から過ごしたクラブで、これまでも、そしてこれからも特別な存在であることに変わりはありません。
ただ、今は新しい環境に身を移し、自分がどういった道を歩んでいくのか、どういったものを示すことが出来るのかを考えています。
神戸での新しいチャレンジを楽しみにしています。
ヴィッセル神戸と宮本恒靖をよろしくお願いします。
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