宮本恒靖公式サイト

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スロー

 サッカーで勝つにはちょっとした運も時には必要やなぁって改めて感じた。オマーン戦はいくつかチャンスがあった中で、決めきれへんまま時間が過ぎていったときには、少しずつ重苦しいムードがピッチの上には漂ってきてた。DFとしては、バランスを崩してまで攻めに出て、カウンターから1点取られるってのが一番やったらあかんことやったから、ともかく集中を切らさないように味方のポジショニングに気をつけてた。気持ちも焦らへんようにしながらね。時間がなくなってきてからはロングボールを単純に入れる攻撃に偏ったけど、相手のDFラインの押し上げがなくてゴール前にずっとへばりついてる状態やったから、うまく転がればチャンスがあるんちゃうかなって思ってたよ。でも、あんな形でタツの前にボールが転がるとはねぇ。何回VTRで見ても、普通じゃ考えられへんこぼれ方してるよ。それに、タツがボールを止めてからボールがネットを揺らすまでの時間はスローモーションみたいにゆっくりに感じたよ。久しぶりに聞いた6万人の大歓声は気持ちよかったわ。  あと、こんなタイミングで?って思ったのが自分自身の風邪。ここ2年くらいかかってなかったのにねぇ。ひたすら寝て、汗かいて治そうとしてたけど、なかなかしつこかったよ。これからはチームに戻ってリーグの開幕を控えてるわけやし、しっかり体調を整えていかなね。

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